【走歩記6】いぶすき菜の花マラソン1996

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私が初めてフルマラソンを完走したのは1996年の「指宿菜の花マラソン」でした。

前年のいびがわマラソンでフルマラソン完走を目指しましたが、34kmの関門で制限時間オーバーとなり完走でいていませんでした。

最初にフルマラソンにエントリーしたのは1994年2月でしたが、膝の故障で全く走れない状態になり、その後病気入院もあって、ようやくフルマラソン出場にこぎつけたのでした。

いびがわマラソンでリタイアした後、とにかくフルマラソンを一度完走しておきたいと思い、完走できそうな大会を探したところ、見つけたのが指宿菜の花マラソンでした。

当時のフルマラソンは制限時間が4時間半とか5時間とかが多く、ゆっくりランナーにとって完走することは簡単ではありませんでした。

そんな中、制限時間8時間の指宿ならほとんど歩いても完走できると思い、エントリーしました。

前日の宿では、九州地方のランナーの方たちと同宿になり、交流があったのを思い出します。

当日のレースの記憶はほぼありませんが、終盤、痛む膝を引きずりながらひたすらゴールを目指していた場面が記憶の隅に残っています。

とにかく、5時間26分でゴールし、無事に初めてフルマラソンを完走することができました。

そして、この後さらにマラソンの魅力に取りつかれていきます。

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