はじめてフルマラソンを5時間以内で走ったのは1998年の紀の国美山マラソンでした。
それまでフルマラソンには8回出場して完走が3回、制限時間が5時間の大会はすべて途中の関門で収容されていました。
1か月前の浜島リゾートマラソンでは6時間を超えていて、制限時間5時間の美山マラソンで完走するのはかなり困難なことのように思えました。
しかも、この大会は非常にアップダウンが激しい難コースです。
ところが、予想に反して、結果は4時間54分で完走。
はじめてフルマラソンで5時間を切ったのでした。
まだ膝も痛いままでしたが、山々の美しい風景を楽しみながら、それまでにない走りができたような記憶があります。
勝因として、私は上り坂が得意だということがあったと思います。
平坦なコースよりもアップダウンのあるコースの方が楽しいのです。
このレース以来、紀の国美山マラソンは、私が一番好きな大会になりました。
残念ながら14回で大会は終了してしまいましたが、楽しい大会でした。
(フルマラソン9回目)
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