2回目の参加となった2000年の野辺山ウルトラマラソンは、開催時期が前年までの9月から5月に変更になり、気候的にかなり走りやすくなりました。
とはいえ、距離は100km、標高差1000mの難コースで攻略するのは容易ではありません。
特に前半の上りがきつく、早い段階で体力を消耗していました。
中間点で既に約6時間経過していて、関門制限ギリギリの走りになっていました。
60kmあたりで体が動かなくなり、20分程横になり、なんとか回復を図るほど、体に大きなダメージがありました。
コース最大の難所である約80km地点にある馬越峠を死力を尽くしてこえると、そこからのリカバリーは凄まじかったです。
75kmあたりで、スタッフの方から、時間的に完走はほぼ無理だと言われたのですが、とにかくあきらめずに必死で走りました。
馬越峠をこえてから頑張ってペースを上げていきました。
そして、13時間51分でゴール。
見事に制限時間の14時間以内で完走するという、感動的な結末でした。
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