新型コロナウィルスの流行以降、マラソン大会に限らず体温チェックが徹底され、イベントなどは37度以上の熱があると参加できません。
マラソンは激しいスポーツなので、発熱を伴なうような体調不良があれば避けるべきですが、かつての私は無理してでも参加したことがありました。
以前行われていた大阪シティハーフマラソンは、長居陸上競技場をゴールとするコースでした。
1999年の大会に参加した時は、体調不良に関わらず、二度と走るチャンスはないかもしれないからと思い、無理して参加しました。
前日までは元気でしたが、朝起きてから急激に体調が悪化し、一気に熱が高くなる感じがありました。
38度は超えていたと思います。
そんな中、ハーフマラソンだからなんとかなるかもしれないと思い、長居陸上競技場を走りたくて参加しました。
ゆっくり走るならまだいいのですが、この大会は制限時間が2時間でした。
38度を超える発熱でハーフマラソンを2時間以内というのはかなり苦しかったのですが、必死で走ってなんとか制限時間内にゴールしました。
でもこれって、完走できたからめでたしめでたしという話ではないと思うのです。
症状からしてインフルエンザの可能性が高かったので、周りの人への配慮を考えると、走るという選択は良くなかったと思います。
また、その状態でハーフマラソンを2時間以内で走るというのは、自分自身の体にとっても危険なことです。
若気の至りと言ってはそれまでですが、体調が悪い時に走ることはあまりお勧めしません。
コロナ禍で、無理をすることが憚られるようになり、健康への意識が高まったことは良かったのじゃないかと思います
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