私が初めて北海道マラソンに参加したのは1999年でした。
当時は制限時間が4時間で参加資格がフルマラソン4時間以内またはハーフマラソン1時間40分以内の記録があることでした。
この年の2月にハーフマラソンを1時間37分で走り、参加資格を取得していました。
テレビ中継があるような大きな大会に参加するのは初めてで、走れるだけでうれしかったです。
結果は25kmの関門で制限時間オーバーとなり、バスに収容されました。
最初から周りのランナーのペースが速くて戸惑っていました。
給水所では、速いペースで走るランナーに押されてうまく給水を取ることができず、最初の給水所で近くのランナーと接触して時計が壊れるハプニングがありました。
時計がなくなると、まだペース感覚が身についていなかった当時の私は、ペースのチェックができなくなり、かなり焦りました。
給水所は、テーブルがたくさん並んでいたので、手前のテーブルで水をとれなくても、奥のテーブルに行けば難なく取れたのですが、最初はそんなことがわからなくて、手前のテーブルで取ろうと必死になって他のランナーとぶつかったのです。
大規模な大会の経験が初めてだったので、そこは無理もないところでしたが、走っているうちにそういったことがわかってきました。
序盤ですでに制限時間に間に合うペースではなくなっていたので、次につながるレースをするため、少しでも粘ろうと頑張りましたが、あえなく25kmで終了しました。
貴重な経験ができて楽しかったです。
前日に泊まった宿の近くの食堂で食事をとったのですが、そこがたまたまランナーが集まる店で、店のオーナーもマラソンランナーだったことから、北海道マラソンのコースなどについての情報を得られて事は役に立ちました。
(フルマラソン33回目)
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