【走歩記320】琵琶湖一周ウルトラフリーウォーク2019

未分類

2019年5月2日、滋賀県で琵琶湖一周ウルトラフリーウォークに参加。

165kmのコースに参加し、42時間08分36秒で完歩。

二晩徹夜で歩き続けるという体験は最高に楽しい時間でした。

2019年5月3日、琵琶湖一周ウルトラフリーウォーキング165キロの部に参加しました。

浜大津を午前10時に出発し、制限時間は47時間です。

165キロの部の参加者は70人程です。

好天に恵まれ、少し暑いくらいです。

(スタート地点の浜大津駅)

初めてのウォーキング大会で、ペース配分を考えていなくて、8キロ地点の第一エイドまでは、先頭集団を引っ張る格好になります。

第一エイドのローソンに到着し、サンドイッチを頂きます。

既にオーバーペース気味で疲れが出始めていたので、ここからは少しペースを落とすことにします。

近江舞子の第2エイド(31キロ地点)には14時過ぎに到着します。

主催者の予想より早いペースだったようで、まだエイドの準備ができていません。

ここまで、キロ8分くらいで歩いており、かなり速いペースです。

(第2エイド近江舞子沼)

ランニングとウォーキングでは使う筋肉が違うようで、この時点で脚がパンパンになっていて、第2エイド以降は、かなりペースが落ちます。

17時前に45キロ地点のローソン安曇川町店に到着です。

水と食料を購入し、再出発します。

(45キロ地点 ローソン安曇川町)

18時30分ごろ、第3エイドの近江今津駅前に到着です。

ここは、110キロの部のスタート地点で、110キロの部は22時のスタート予定です。

今津駅を出発し、まっすぐ湖岸に出て左折します。

暗くなり始めたので、ヘッドランプを点灯します。

第4エイドのマキノサニービーチ(61キロ地点)には20時30分ごろ到着です。

ここでは、温かいうどんを頂きます。

既に脚がボロボロで、痛みが強く、一度休憩すると、再度歩き出すときはヨチヨチ歩きになります。

湖岸を歩き、トンネルを抜け、第5エイドのローソン(78キロ地点)に1時ごろに到着です。

ここからは琵琶湖の東岸を南下します。

第6エイドの道の駅(93キロ地点)には4時過ぎに到着です。

このエイドには、仮眠用のテントが設置されており、大休憩をとることができます。

暑くなる前に距離を稼ぎたいので、ほとんど休憩せずにすぐに出発します。

最初の夜が明け、朝になります。

強烈な眠気に襲われ、道端に座り込んで30分ほど目を閉じます。

午前8時ごろ、105キロ地点の長浜豊公園に到着です。

ここは、関門になっており、14時までに通過する必要があります。
制限時間まではまだ余裕があります。

ここから、眠気、暑さ、強烈な足の痛みで、歩くのもやっとの状態になってきます。

少し歩いては、立ち止まり、時々道端に倒れ込み、また立ち上がり、もうフラフラの状態です。

なんとか115キロの第7エイドに到着します。

時刻は13時で、ここまでの10キロに、5時間を要しています。

エイドのブルーシートに倒れ込み、30分目を閉じます。

30分後、かなり回復し、再出発します。

あと50キロ、足が完全に壊れてしまわないよう、ゆっくり、慎重に進みます。

湖岸の道は日光を遮るものがなく、非常に暑く感じます。

18時ごろ、131キロ地点のセブンイレブンに到着します。

これ以降は、道沿いにコンビニがないので、ゴールまでに必要な水と食料を補給しておく必要があります。

近江八幡市に入り、暗くなり、再びヘッドランプを点灯します。

ここから、アップダウンの続く山道になり、うっそうとした森の中を歩いていると、左足首に激痛が走ります。

少し立ち止まり、痛みに耐えながら少しづつ前に進みます。

今度は、右膝が激しく痛むようになり、両太ももにも激痛があり、だましだまし、ゆっくりと進んでいきます。

長命寺を過ぎるあたりでは眠気も襲ってきて、歩くのが困難になってきます。

道端で20分ほど休憩し、再スタートします。

23時頃、第8エイドに到着です。

残りは20キロです。


ここまで来たらゴールするしかありません。


何度もリタイアが頭をよぎりながらここまで来ましたが、完歩の可能性が見えてきました。

再び日付が変わり、1時30分ごろに第9エイドに到着します。

ここで、焼うどんを頂きます。

あとはゴールを目指すのみです。

2時間ほど歩くと、目の前に琵琶湖大橋が見えてきました。

脚はすでに限界で、手で脚を持ち上げるようにして、琵琶湖大橋の上り坂を進んでいきます。

夜明け前、ついにゴールに到着です。

無事、最後まで歩くことができました。

所要時間は42時間8分。

二晩徹夜で歩き続けました。

達成感は半端ないです。



後半、一歩踏み出すたびに足に激痛がはしるような状態の中、着実に少しずつ前に進み続け、制限時間内にゴールすることができました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました